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2016.05.18
お客様に覚えてもらうための仕組み, Webサイトを通したブランディング
クリエイティブのサービスにもブランドを確立するためのブランディングサイト制作とありますがブランディングとは、
どういうことなのでしょうか?
それは、マーケティング戦略の一つで、ブランドを使って、
ある商品やサービスの概念を特定のユーザーに価値があると認識させ、市場でのポジショニングを築くことです。
そこで、ブランドとは何か?ということですが、ブランドとは簡単に言ってしまうとシンボル(象徴)のことです。
シンボルは何か別のものを象徴するデザインで、ブランドと、は関連するもの、経験、個性などの全ての要素を抽象的に包括したものになります。
この包括された構築物が、一貫性のあるイメージ、音、フレーズ(文言)、そしてロゴなどに人々が触れ合った瞬間に、呼び起こされるのです。
例えば家電製品を探していたとして、どれを選んで良いのか分からなかったとすると、人々は知っているブランドという、一番安全な方法を取ります。
人々は知っているブランドからどれくらいのものを期待ができるかを知っているのです。この様に、ブランドは顧客を獲得したり、保持するのに重要な役目を果たします。
ブランディングは様々なメディア、製品包装、テレビコマーシャル、雑誌、広告、装飾やロゴなど、
様々な過程を通して行われ、それはウェブサイト(ホームページ)においても当てはまります。
そこで、ウェブデザインにおいて、ブランド確立における基本的なブランディング方法3つについて記述しました。
1.カラー(色)
コーポレートカラーとも言われますが、カラー選択はブランディングにおいて重要で、
単なるビジュアルではないのです。様々な意識を刺激し、潜在意識の中で様々なものや特徴を関連づけてくれます。
例を見た方が分かりやすいので、まず、コカコーラはご存知の通り「赤」ですよね。
ブランドサイトを見ても一目瞭然です。人々の意識に染み渡っている代表的なブランドの一つです。
出典:http://www.cocacola.jp
この「赤」は血圧を上げたり、脈拍数や呼吸を上げる働きをし、食欲が沸いてくるイメージですよね。
感情の側面から言うと、情熱、エネルギー、パワーそして興奮等の象徴をします。
このことにより、エンターテイメント、食品産業にもよく使われています。
他にもカラーは様々な印象を与えます。
グリーンは自然、環境、利益、健康のシンボルとなり、病院などで多用されています。
ちなみにKreativはクリエイティブ(創造的)さ、フレンドリー、情熱の印象を与えたかったため、
赤の強いオレンジとしています。
あなたの会社のカラーを選ぶときは、色が人に与える印象を調べ、その会社のブランドを象徴する色を選びましょう。
また、文化や国によって色の定義が違う可能性もあるため、
ターゲットとなる市場の考えに合った意見を調べることも重要です。
2.ロゴ
例えばマクドナルド、と言って何を思い浮かべますか?
マクドナルド
出典:http://www.mcdonalds.co.jp
もちろんハンバーガーやポテトを連想する人も居ると思いますが、ロゴを連想された方も多いはず。
ロゴも、ビジネスの人々からの認知という点ではもちろんのこと、競合他社との差別化において重要な役割をします。
競争の中で、人々に覚えてもらえる戦略の一つなのです。
3.キャラクター
あなたのブランドにはキャラクターがありますか?キャラクターでちょっとした個性を注入することで、
ブランドが何を象徴しているのか定義できます。
商業化された社会の多くの人々は彼ら自身を定義するためにその製品やブランドを使っています。
よって、あなたのお客様がお客様と関連付けたいと思わせる様なキャラクター作りをしましょう。
例えば保険はキャラクターをよく使用していますが、そのキャラを見るだけでCMのフレーズや保険会社の名前が出てくるのではないでしょうか?
アフラック
このアヒルは…?
アフラック(Aflac)ですよね!
出典:http://www.aflac.co.jp/duck/duck_index.html
あんしん生命
こちらは…?
「あーんしんセエメエ」(あんしん生命)でお馴染みの東京海上日動あんしん生命です。
このフレーズの曲調まで頭の中で出てきます。
出典:http://www.tnp-tokyo.com
また、ツイッターにおいては、ご存知の様に青い色が非常に効果的な役割を果たしています。
ツイッター
オフィシャルはこれですが、
ツイッターの青い鳥たち
こんなキャラ達も色々な人によって作られています。
これだけのオリジナルキャラが作られているということは、
如何にTwitterにとってキャラが効果的かということを知らしめているということになります。
原型をとどめていないにも関わらず、「青い鳥=ツイッター」という概念が定着しているため、すぐにTwitterの鳥だと分かります。
面白いですよね。
4.一貫性
ブランドの確立を成功させるためには、覚えられやすい様にしないといけません。
では、どうやったら覚えてもらえるのでしょうか…?
それは、繰り返すことです。
お客様自身が形作ったブランドイメージ(お客様の特性もしくは市場などに合ったカラー、フレーズ、キャラクターなどの個性)をベースにウェブデザインをします。
カラー、デザイン、タイポグラフィー、フォントなどを統一します。
繰り返し特定の人々がこれらのサイトや、ウェブ以外で言うと商品や同じコンセプトで作られたグッズなどを見ることで、
意識の中で定着していきます。
さいごに
以上のことでお分かりの様に、ブランディングとは視覚的側面が大部分と言っても過言でない戦略と言えますね。
以上基本的なブランディングをウェブサイトに活かす方法を記述しましたが、
本当はブランディングでできることはもっともっとあるんです。それはまた別の機会に…♪
この4つのことは、今ウェブサイトをお考えの人なら今からでも取り組もう!と思えることですよね。
是非、ご自身のウェブサイトに反映させてみてください。
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