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2017.12.13
あなたの商売はターゲットを絞れていますか?
こんにちは。最近はデザインやウェブ制作の範囲を超えて、
総括したマーケティングのお手伝いをさせていただいているクリエイティブです。
・・・
売上を上げるためにチラシを配ったけど、反応があまりない。
ホームページ上で記事を書いたけど、売上に貢献しているか分からない。
これはよく聞く話です。
そのチラシや記事は、もしかして「ターゲット」を絞らずに闇雲に作成していませんか?
お客様とデザインなどの打ち合わせをさせて頂く時、
「ターゲットとされているお客様はどんな方ですか?」と伺っているのですが、
直ぐに答えられる方は驚くほど少ないです。
また、その時必ず
「ターゲットを絞るとお客様が来なくなるかと思って怖い」
「絞ってしまうとそこの範囲内の人にしか関係なくなって、お客さんが減るのでは?」
という事をおっしゃります。
そのお気持ち、よく分かります!
では、下の例を見てみてください。
新築物件のチラシがあなたのお家のポストに入っていたとします。
どちらが興味を湧き立てるでしょうか?
「どなたにもオススメの新築物件です!」
「子どもが手を離れ、老後をゆったりと過ごしたいご夫婦にオススメの物件です!」
・・・
また、経営者のあなたが本屋に居て、経営の本を物色しているとします。
どちらがあなたの印象に残るでしょうか?
「経営基礎が学べる本」
「小さい会社が大企業に勝つ方法」
両方共下のタイトルの方がターゲットを絞れていると言えます。
この様に、ターゲットを絞ることで伝えたい事がより明確になり、
潜在顧客の胸に刺さるタイトルになっているかと思います。
下のタイトルは正に狙い撃ちと言えるでしょう。
ターゲットが明確であればあるほど、
受け取り側に「商品を手に入れた後の未来」を想像させ、
「自分に関係あるかも?」
と興味を持ってもらうことができます。
それに沿って書かれたタイトルやコピーは、
人がイメージが湧きやすい要素である「モノ」や「コト」を関連させて
「自分事」になる。
自分事と思わなければ、人は時間を費やして注意を持続できません。
クリエイティブは何百人と社員の居る大規模の会社よりも、
経営されている方と直接お話できる会社、個人事業主という明確なターゲットを設定しています。
また、その中でも、
「自分の会社は良いところがたくさんあるが、表現方法が分からない」
という経営者の方に更にフォーカスさせて頂いています。
もちろん、この様なターゲットを絞ることで、
ご依頼頂くのはそのようなお客様ばかりではなく、
ターゲットを明確にしていることで、クリエイティブの位置づけや、お客様に対するベネフィットが伝わりやすくなり、
結果、それ以外のお客様にもご依頼頂いています。
ターゲットを絞りたいけど絞り方が分からないという方は、
今すぐあなたの商品やサービスを必要としている人は誰か?
という風に考えれば考えやすいと思います。