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2018.04.30
Googleへの対策を知ろう ー ホームページを作っても検索結果に出てこなければ、あなたのビジネスは存在しない
自分のビジネスが検索しても上の方に出てこない…
ホームページを作っても、結果に出てこなければ、あなたのビジネスは存在しないと言っても過言ではありません。
そもそもどうやって検索順位が決められているのか、興味ありませんか?
世界の90%以上のシェアを誇っているGoogleに注目!
そこで、世界の90%以上のシェアを誇っているGoogleに注目してみましょう。
下のグラフは、世界でどの検索エンジンが使われているかを示したものです。
Googleがトップシェアだというのは一目瞭然です。
【世界中における検索エンジンのマーケットシェア 2017年3月〜2018年3月】
Yahoo、Bingを差し置いてGoogleが圧倒的に使われている
出典:StatCounter
続いて日本国内における検索エンジンの利用ランキングを見てみましょう。
【日本国内における検索エンジンのマーケットシェア 2017年3月〜2018年3月】
出典:StatCounter
Yahooのファンがまだまだ根強いと言えますが、実は、
Yahooの検索エンジンは、Googleのアルゴリズムが使われている事を知っていましたか?
※アルゴリズム
ある特定の目的をより効率的に達成するために定式化された処理手順
Googleのアルゴリズムを使用しているYahooと合わせると、
国内においてもGoogleのシェアは90%と言えます。
よって、「検索結果をどうすれば上げることができるのか」を考えた時に、
Googleへの対策を考えることが重要だと言えます。
Googleのミッションは、
世界中の情報をどこからでもアクセスでき、便利に使えるように体系化することです。
Googleはどう情報を集めている?
蜘蛛の巣の糸がリンクそこでどう世界中の情報を集めているかと言うと、
「クローラー」と言う、
ロボット型検索エンジンのwebページ巡回プログラムを使い、
世界中のサイトを隈無く調べさせています。
クローラーは時に「スパイダー(蜘蛛)」とも呼ばれます。
このクローラーがどの様にサイトを回っているかと言うと、
リンクを辿っています。
クローラーはハイハイする赤ちゃんとも訳せますね。
この時、リンクが切れてしまっていると、
クローラーはその先に進めなくなります。
クローラーにあなたのサイトを隈無く行き通ってもらうには、
あなたのサイト内部のリンクが全て繋がっていることが重要になります。
どれだけの数のリンクが張られているか、
リンクの質も重要
更に言うと、そのWebページが重要かどうか判断される要素として、
そのWebページに向かってどれだけの数のリンクが張られているかが、
良いサイトかどうか判断する材料になっています。
良いサイトだと、他の人もそこに書かれている事を引用したり、
リンクして見せたくなりますよね。
そんな理屈です。
その外部のサイトがより多くのリンクを張られているサイトだとすると、
少いサイトからリンクされるよりも、メリットは大きいです。
Googleのアルゴリズムについて
最初にYahooもGoogleのアルゴリズムを使用していると書きましたが、
Googleは特殊なアルゴリズムを使用して、
どのウェブページを上位に持ってくるかを決定しています。
アルゴリズムの詳しい内容は機密情報となっており、
誰もが検索結果の上位に表示される要素について知りません。
更にこのアルゴリズムは常に変更されています。
過去の主なアルゴリズムのアップデート
2011年11月 パンダアップデート
「低品質なコンテンツが検索結果上位に表示されにくくするため」のGoogleの検索アルゴリズムアップデート
2012年4月 ペンギンアップデート
「検索順位を上げることだけを目的として、本来適切な検索順位よりも高い順位を得ようとして抜け道のような手法を使って行われるSEO」を行なっているサイトの検索順位を下げるアルゴリズムのアップデート
2013年8月 ハミングバードアップデート
「検索キーワードの背景や文脈を考慮し、より関連性が高く的確な情報をユーザーに提示する」ためのアルゴリズムアップデート
2015年4月 モバイルフレンドリーアップデート
「スマホなどの小さなスクリーン上でも読みやすいサイトの上位表示」を目的としたモバイルフレンドリーアップデート
これにより、サイトのモバイル版の検索結果では、モバイル フレンドリーなページの掲載順位が引き上げられる様になった。
※先進国において50%以上のGoogleサーチはモバイル(スマホ)からされているという統計の上、この施策がされた
上記の様なアップデートは定期的にされています。
ブラックハットなSEO対策をすると危険
そのため、万が一ブラックハットなSEO対策をしてしまうと、
Googleからのペナルティを受け、検索順位下落、
更には検索結果に出てこないなどのリスクが高まります。
<やってはいけない!ブラックハットの例>
・【有料リンク】リンク購入や自作自演で、意図的に被リンク数を増やす
・【隠しテキスト】テキストを背景と同じ色にする、もしくは文字を極端に小さくするなどして、ユーザーからは見えないが、 検索エンジンには読み取れるようにする手法
・【クローキング】ユーザーが見る ページと 検索エンジンが見るページの2つを用意し、 ユーザーからのアクセスの場合はこちら、 検索エンジンの クローラーからのアクセスの場合はこちら、という風な振り分けが行われていました。
万が一上記のブラックハットSEOを行なってしまった場合、
検索結果を回復させるまでには次のアップデートを待たなければなりません。
怖いですね。
上位表示に最低やるべきこと3つ
①ユーザーエクスペリエンスの改善
【ユーザーエクスペリエンスとは?】
ユーザーエクスペリエンスとは、製品やサービスを利用して通じて得られる体験(experience)の総称である。
ユーザーエクスペリエンスは、製品やサービスの利用に関わるあらゆる要素を含んだ幅広い概念といえる。
ユーザビリティの概念で問われる「使いやすさ」や「使い勝手」などの要素に加えて、使い心地・感動・印象なども重視される。
IT用語辞典BINARY
要するに、ユーザーがストレスなく行きたい場所(ページ)にすぐ行き着ける様にすることが最も重要だと言えます。
ユーザーに優しいサイトにすることで、
実はGoogleにとっても回遊しやすいサイトになるのです。
冒頭にGoogleのクローラーはリンクを辿ってサイト内を回遊し、
良いサイトかどうかを判断していると書きましたが、
コンテンツの中のリンクをきちんと繋いであげることが、
ユーザーのみならず、Googleにとっても優しいサイト=良いサイト=検索表示されやすいになってきます。
②404エラーを無くす
404エラーとは、存在しないページがリクエストされた時に表示されます。
古いページ、壊れているリンクが無いかを確認しましょう。
あれば、ページを最新の状態にしたり、正しいリンクに入れ替えをしましょう。
③Good Story 「良いストーリー」を書こう
人々にとって真に役に立つ情報、面白い情報、シェアしたくなる情報を書きましょう。
SEOの為だけに書くのではなく、誰に向かって書いているのかを意識して、
人に教えたくなる価値ある情報を提供しましょう。
最後に − SEOに近道は無い。
今後は効果を持続させるSEOを考えないといけません。
簡単に順位が上がる方法は無いのです。
結果を獲得するには、良いサイトを作る時間と、労力が必要です。